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海外の温泉

 温泉好きです。国内では、1,100以上の湯に浸かっています。海外の旅でも、139の温泉に入浴しました。ぬるくて風呂といえないものも多いのですが、日本の湯に負けない温泉もあります。139湯の中から地区別ベスト1を主観で選びました。選外の129湯も地区ごとに紹介しています。

​中米・南米北部

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Termales de San Lorenzo
 入浴  1996年9月22日
 国名  グァテマラ
 町名  San Lorenzo
 施設  
 料金  2ケツァル(34円)
 古都アンティグアの近く。公園内にありピクニック客も多い。個室2.5ケツァル、温泉プール2ケツァル。プールに入ったが個室にするべきだった。プールはぬるいが個室は熱い湯が楽しめそうだ。白濁しているので効能もよさそう。

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Termales de Coconuco
 入浴  1996年11月12日
 国名  コロンビア
 町名  Coconuco
 施設  Termales Aguatibia
 料金  1000コロンビアペソ(100円)
 Popayanから東方に30キロ離れたCoconucoの集落にある。日本の温泉を彷彿させる露天風呂で、周囲の景観もよく2重丸。アルカリ性単純泉で、源泉をそのまま使っているのかかなりぬるい。湯船では小魚が泳ぎ、施設は清潔、脱衣所と休憩所もある。山の中にありながら、しっかりとした施設でビックリ。水着要。

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Termales de Virgen
 入浴  1996年11月16日
 国名  エクアドル
 町名  Banos
 施設  Virgin Baths
 料金  3000スクレ(89円)
 バーニョスとはスペイン語でお風呂のこと。それが町の名になっているので、温泉町と訳すのが適当だろう。首都キトから南に200キロ進んだ山間の町で、欧米っぽい雰囲気がある。この温泉は目の前で大きな滝が落ちなかなかのロケーションなのだが、温泉プールであるせいか水遊び客が多く騒がしい。鉄分を含み湯は黄土色、かなりぬるい。

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Termales del Salado
 入浴  1996年11月16日
 国名  エクアドル
 町名  Banos
 施設  El Salado
 料金  3000スクレ(89円)
 Virgin Bathsから2キロほど離れている。いくつか温泉プールがあるが、ひとつだけ露天風呂風の湯船があり、ここの湯温が比較的高い。バージン温泉と泉質は同じと思うが、こちらの方が鉄分を多く含み黄土色も濃い。川のせせらぎに耳を傾けながらの湯浴みは最高。

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Banos

 入浴  1996年11月18日
 国名  エクアドル
 町名  Banos
 施設  Aguas Termales
 料金  3000スクレ(89円)
 ここもバーニョス町だが、前記のバーニョス町との距離は400キロもある。クエンカの町から5キロの小さな集落内に沸き、2軒の入浴施設がある。RODASという施設は個室があるが、僕が行った日は運悪く休業日だった。Aguas Termalesの方は舟形をしたプールしかなく、とてもぬるい。硫化水素泉でプールの底には沈殿物がある。源泉は熱くて触れないほどなので、それで風呂を作ってほしいところだ。

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Termales de Chancos
 入浴  1996年11月26日
 国名  ペルー
 町名  Chancos
 施設  Banos termales de Chancos
 料金  2ソル(79円)
 アンデスの町ワラスから北に35キロ離れたチャンコス集落にわく。ここも温泉プールの他に個室(poza)がある。部屋は暗く少し汚いが湯温は高い。緑色に濁っているのは、うめるためにそばを流れる川の水を使っているためと思われる。源泉は写真のとおり無色透明。

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Termales de Monterrey
 入浴  1996年11月27日
 国名  ペルー
 町名  Monterrey
 施設  Hotel Banos Termales Monterrey
 料金  3ソル(117円)
 ワラスの北8キロの山の中に沸く温泉。ホテル内のきれいな施設で、ここもプールと個室がある。硫黄の匂いがきつく日本人好みの温泉だ。湯も熱く申し分ないが、20分という時間制限があるためのんびりできない。未確認だが、ワラスを潤すサンタ川沿いには、この他に4つの温泉があるという。高峰の連なるアンデン山脈には、日本人の知らない温泉がたくさんあるのかもしれない。

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Aguas Calientes
 入浴  1996年12月9日

 国名  ペルー

 町名  Aguas Calientes 

   施設  Banos Termales

 料金  5ソル(195円)

 高原都市クスコから列車で5時間の、マチュピチュ観光の基点となるアグアスカリエンテス村にわく。施設は渓流沿いにあり日本の温泉を想起させる造りだ。温泉プールと露天風呂があり、露天の方は日本人に合う適温。地元の人や観光の欧米人でにぎわっているが、僕らは外国人料金を取られているらしく5ソル。しかし、地元の子供たちは15センタモスだと言っていた。約30倍のぼったぐりだが、それでも安いので許せてしまう。スペイン語でアグアは水、カリエンテスは熱いの意。

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Termales de Viscachani 
 入浴  1996年12月21日
 国名  ボリビア
 町名  Viscachani
 施設  Hotel Prefectural Viscachani
 料金  15ボリビアーノ(294円)
 ラバスからオルーロに向かって90キロ行ったところにあるバス亭で右に折れ、1.5キロ進むとある。ホテルでの入浴が可だが、1時間の時間制限がある。cabana(キャビン)を借り、その中の浴室に入ることになるが、とてもぬるいミネラス炭酸泉で1時間入っても身体は温まらなかった。キャビンには4つもベッドがあって休憩ができるのだが、1時間では寝転ぶぐらいでしかできず、もったいなかった。

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